1968年、4年後に控えた山陽新幹線岡山開業に備え、250km/hでの営業運転を行うための試作車として導入された車両。2両編成でした。
新幹線では初のアルミ製車両となりました。デザインは0系を基にしていますが、若干先頭部分の長さが長くなっています。1972年2月24日に、当時の国内最高速度である286km/hを記録。その記録を出した後は、961形という別の試験車が導入されたこともあり、あまり使用されなくなってしまいました。
1980年4月11日付で廃車されていますが、1両(951-1)が東京都国分寺市の「ひかりプラザ」で保存されています。車内には当時の資料等が並ぶほか、運転台に入ることも出来ます。もう1両はしばらくの間鉄道総研で試験に用いられていたようですが、現在は解体されてしまっているようです。
上写真はひかりプラザにて。
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