62系 |
1974年、当時次々と113系や115系等の車両が導入されていた主要幹線に引けを取らない車内設備を持つ車両を安価で製造するため、73系の車体を115系並みのものに更新して登場した車両。身延線で活躍していました。73系の台枠を流用しているため、115系の車体とは少々異なり、車体裾絞りが途中から垂直になる形態をとっています。活躍期間は意外と短く、1984年までに全ての車両が引退。仙石線で活躍していた103系車体の旧型国電と異なり、車体を再利用される事もなく1986年までに解体されてしまいました。 …が、静岡県の佐久間レールパーク。こちらに電車運転シミュレーターとして設置されていた115系みたいな車両の先頭部分。これが実は62系のもの。塗装がこんなになっているのでパっと見では気がつかないかもしれませんが、車体の裾絞りが62系独特のものになっているのでそこで判別可能です。クハ115-10419とかいうよくわからない車両番号が設置されていたり、R5という編成札のようなものが設置されていたりと不思議満載な存在でしたが、佐久間レールパークの閉園と共に見る事が出来なくなってしまいました。 上写真はR5編成(?)、佐久間レールパークにて。 |
簡単な年表 1974年 登場 1984年 引退 2009年 佐久間レールパーク閉園 |
最終更新:2010/7/19 ページ作成。 |
〜保存車〜
R5編成(仮) (佐久間レールパーク) 撤去 |
車両番号は62系時代のものから変更されており、 「クハ115-10419」とかいうよくわからないものになっていました。 |
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