ア4形
元々は阿波電気軌道という地方私鉄が1921年に製造した小さな蒸気機関車で、1933年に同社が国有化されたのに伴い、国鉄(当時は鉄道省)に編入されました。この時形式も変更される予定となりましたが、おそらく長く使用するものとはならないだろう、との判断から、「阿波」の「ア」を頭に付け、「ア4形」という形式となりました。
1936年に廃車となった後は鷹取工場に保管され、技術者養成用の実習用機関車として長く用いられていました。その際に「若鷹号」という愛称も付けられています。

2000年に鷹取工場が閉鎖されるまで同所に残っていましたが、廃車からそれまで一度も車籍が復活する事は無かったため、あくまでも「国鉄時代に廃車された保存機」という事で国鉄のページにて公開いたします。

上写真は19世紀ホールにて。
簡単な年表
1921年 登場
1936年 廃車(その後、実習機として暫く用いられる)
2000年 鷹取工場の閉鎖により、19世紀ホールにて静態保存。
最終更新:2014/11/11 ページの作成



【写真】

〜保存車別〜
7号
(19世紀ホール)


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