はたして公開区分を「国鉄」とするのかが正しいのかどうかもわかりませんが、この車両は1909年に鉄道院(国鉄どころか鉄道省ですらない)によって導入された車両で、20年ほど活躍した後に耶馬渓鉄道へと譲渡され、1971年まで運行されていました。
その後、大分県中津市のレストランで保存されたのち、九州鉄道記念館の開館に伴いJR九州へ譲渡され、登場当時の姿に戻されて展示されているようです。ちなみに「47両製造されたうちの37両目」という扱いらしいので「チブ37」という形式なわけではなくこの車両が「チブ37」という番号を持っている、というだけです。
上写真は九州鉄道記念館にて。
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