育成会横浜病院
横浜市保土ヶ谷区に立地する育成会横浜病院。ここは入り口から病院の建物までの間が長い上り坂になっており、通院する方も大変だろうという事でモノレール(※スロープカー)が設置されていることでも有名です。病院でもこのモノレールのことは広くアピールしており「ごんたん」の愛称で親しまれていました…が、このモノレールがあるとき突然湘南色になって大きな話題を呼びました。訪問の際は本来の利用者の方の邪魔にならないように細心の注意を払ってくださいね。



最終更新:2021/6/8 ページの作成





こちらが病院の入り口にあるモノレール乗り場。大きくカーブしていますが、このカーブを曲がってみると…
御覧の通り。足腰が弱い方なら病院へ行くのをあきらめてしまいそうな急坂っぷり。これはモノレールが設置されるのも納得の立地です。
上り坂の先にある右カーブを抜けると、もうしばらく急な上り坂が続いた先に上の駅があります。この日は病院もお休みなのでモノレールもお休み。その際は上の駅に留置されているようです。
うん…まぁ、その。わかってる。皆まで言うな。

突っ込みどころしかありません。院長さんが鉄道好きなのでしょうね。
これは間違いなくマニアの作ですぜ。うへぇ。
田町所属なんですか。そうですか。へえ〜、スゴいですなあ(白目)。
このサイトらしく細かいところもちょっと見てみましょう。標識灯…病院の営業時間的に点灯することがあるのかわかりませんが、一応車両の前後に2つずつ設けられています。
こちらが駆動装置。モノレールのそれっぽいですね。
意外と背が高いので車内を見てみようと思ってもカメラを上げてドアを写すのが限界でした。まぁ、ごく普通のスロープカーですね。
さて、この車両こそが「ごんたん」の名で親しまれているスロープカー。昔は別の明るい色をしていたのですが、話題作りのためでしょうか。こんなマニアが唸るほどの塗装が施されてしまいました。一般の利用者の方がどんな反応をしているかが気になりますが、とても面白い車両だと思います。これだから隠れた鉄道巡りはやめられんのだ。
もうちょっと顔がよく見える縦の構図にて。下側の顔とイメージは全く変わりません。
上側のヘッドマークは病院のロゴマーク。
ドアの横にあったボタン類なのですが、動いているところを見ていないのでどうやって用いるのかはよくわかりませんでした。
訪問は横浜駅からバスが無難だと思われます。最寄りのバス停は「権田坂上」。「ごんたさかうえ」と読みます。「ごんたん」という名前もこの地名に由来するのでしょう。
動いているのに乗ってみたいのはやまやまですが、本来の利用者の方の邪魔をするわけにもいかないので、いつかせめて動いている姿を見てみたいものです。

関東地方の鉄道のTopへ鉄道データのTopへTopへ