|
こちらがそのモノレールの様子。上記のとおり、試験線的な要素も強かった東山公園のモノレール。その車両は随分と変わった形をしています。上野動物園のモノレールと比べて大分重そうな形で、編成は1両。塗装は全く無く、形だけでデザインを何とか成立させているような印象。
10年間という僅かな期間の活躍は姫路のモノレールを連想させます。どちらも先進的な車両だったという点でも共通していますね(姫路のモノレールはロッキード製の高性能モノレールとして話題となりました)。
|
|
ちなみに、保存してある場所は現役当時「植物園」駅があった跡地で、モノレールが置いてある下には軽食やお土産のお店が入居しています。モノレールは線路ともども少々錆が目立っているので、今後もしっかり維持して頂ける事を願うばかりです。
|
|
真横から撮影しようと思ったのですが、木が邪魔になりこんな風になってしまいました。側面は3扉です。
尚、このモノレールが停車しているホームへ上る階段があったのですが、訪れた時は封鎖されていました。かつては一般に公開でもされていたのでしょうか。
|
|
スカイビュートレインの車内から無理やり撮影したのがこちら。実験的な要素が強い車両だったこともあり、鉄道史的にも重要な存在であろうこのモノレール。今後も末永く保存されていくのを願うばかりです。そして欲を言うなら、そのうち車内にも入ってみたいところですね。
こういった遊戯施設に鉄道史的に重要な存在がいたりする。これだから保存車巡りはやめられません。
|