名古屋市営地下鉄名城線で活躍していたいわゆる「黄電」の1100形・1200形を譲り受けて改造して登場した車両で、1997年に登場しています。600形は単行形で、このほかに2両編成の610形も在籍していましたが、そちらはF1000形の増備の為2018年に引退しています。
パンタグラフとステップの設置、両運転台化、中間扉を埋めて窓を新設、冷房化…等、元の車両からは考えられない程の大改造を施しており、いわゆる「魔改造」の1種としても有名な車両です。現在は1両のみが臨時運転用に在籍しており、何故か急行復刻塗装に塗り替えられています。勿論、この色が現役の頃にこの車両が福井鉄道にいた、という事は全くありません。
上写真は602号、北府にて。
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