200形
福武線の急行用として1960年に登場した大型の車両。台車は連接台車を採用しています。名鉄の路面電車車両が大量に導入された後も3編成が残り、いずれも異なった塗装となっていました(201編成は旧塗装、202編成は新塗装、203編成は急行専用車当時の復刻塗装)。その後も主にラッシュ時の急行に用いられ、そのほかの時間は運行されていませんでした。然しながら、昭和30年代に登場した地方私鉄の車両が生え抜きで運行を続けていた事は非常に貴重な事で、鉄道好きからの注目も熱い存在でした。

とは言え、車体の痛みが目に見えて深刻であった為、F1000形の増備に伴いついに2016年に運用を離脱。その後休車状態のまま検査期限を突破した為実質その時点で引退となりました(一応2019/6現在籍は有しています)。今後は沿線自治体により動態・静態のいずれかで保存する計画があるようです。

上写真は201編成、市役所前〜公園口にて。
簡単な年表
1960年 登場
2016年 運用終了
最終更新:2013/7/28 ページの作成



【写真】

〜編成別〜
201編成
普通 田原町行き
越前武生
普通 田原町行き
公園口〜市役所前
普通 田原町行き
公園口〜市役所前
普通 越前武生行き
公園口〜市役所前
202編成
回送
越前武生
203編成
回送
北府
回送
北府



〜Others〜
台車パンタグラフ



〜形式別〜
モハ200-1

201-1(越前武生)
モハ200-2

201-2(越前武生)



〜風景・並びなど〜
北府北府北府


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