1000形
1993年、老朽化が進む在来型車両の代替を目的として京王5000系を譲受して登場した車両で、台車は営団3000系の廃車発生品を使用しています。長らく富士急行線の主力車両として用いられてきましたが、JR東日本の205系が前歴となる6000系に一部が置き換えられています。細かく区分するとロングシートの車両が1000形、クロスシートの車両が1200形となります。

元々はオリジナルカラーに統一されていた(このページの1206編成の塗装)ものの、度重なる特別仕様の登場および一部編成の廃車により、現在は同じ塗装の編成は1本も在籍していないという実にカラフルな状況になりました。この他、1200形の1205編成を改造した観光列車「富士登山電車」も存在しています(別ページにて公開)。

2022年現在は、京王時代の塗装に復刻された1001編成と、富士登山電車に改造された編成の2本だけが残っており、完全引退もそう遠くは無いのかもしれません。

上写真は1201編成、河口湖にて。
簡単な年表
1993年 登場
2009年 「富士登山電車」登場
2011年 初廃車
最終更新:2022/11/2
【編成別】1001Fに2枚追加。
【風景】1枚追加。



吊り革1つ1つには富士山にまつわるクイズが描かれているようです。観光鉄道ならではの面白い試みですね。

撮影:1001編成の車内にて。

〜編成別〜
1001編成

京王電鉄塗装
河口湖行き
下吉田
大月行き
河口湖
回送
富士山麓電鉄
大月
回送
富士山麓電鉄
大月
1201編成

マッターホルン号
除籍
大月行き
河口湖
大月行き
河口湖
大月行き
河口湖
1202編成

リバイバルカラー
除籍
快速 大月行き
下吉田
快速 大月行き
河口湖
1206編成

オリジナル
除籍
河口湖行き
富士山


〜ラッピング・ロゴなど〜
マッターホルン号
(1201編成)


〜Others〜
ドア車内 1000形車内 1200形 ロングシートドアボタン
座席袖仕切り


〜風景・並び〜
河口湖河口湖大月

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