YR-880形
1988年と1990年に合わせて8両が製造された車両(1990年製造分は細かく区分するとYR-880-2形と呼ばれます)で、フラワー長井線はすべての列車がこの車両で運行されています。新潟鐵工所(現:新潟トランシス)の軽快気動車の初期の車両の1種で、全長18mの両運転台車。2003年と2015年に1両ずつが廃車されていますが、特に代替車が登場したわけでもない様で、苦しい様子が伺えます。残った車両は2004〜2015年の間にエンジンを更新しています。

2017年には、食堂車としても用いることができる特別仕様「花結びより」としてYR-882号が改造されており(ジョイフルトレインとする向きもありますが、そこまで大々的な改造ではない模様…)、今後も話題を振りまいてくれるのを願うばかりです。

上写真はYR-882、今泉にて。
簡単な年表
1988年 登場
1990年 登場(YR-880-2形)
2003年 YR-881号が廃車
2015年 YR-885号が廃車
2017年 YR-882「花結びより」が登場
最終更新:2018/5/28 ページの作成



【写真】
 
〜車両別〜
YR-882
「花結びより」
赤湯-荒砥間
今泉
赤湯-荒砥間
今泉
YR-884
「南陽市」
赤湯-荒砥間
赤湯
YR-886
「長井市」
赤湯-荒砥間
赤湯
YR-887
「鉄道むすめ」
赤湯-荒砥間
今泉



〜ラッピング・ロゴなど〜
「花結びより」
(YR-882号)
「南陽市」
(YR-884号)



〜Others〜
YR-882
「花結びより」
車内吊り革照明テーブルドア
右開き
ドア
左開き
一般車
車内吊り革ドア
右開き
ドア
左開き
共通
運転台側灯



〜車両の音〜
・YR-880形走行音

【フラワー長井線】赤湯→南陽市役所(2分26秒:795KB)

エンジンは、 新潟原動機製DMF13HS(183.9 kW / 1,900 rpm)を1基搭載、動力は変速2段、直結1段のTACN-22-1100変速機を介して台車に伝達される…とのこと(from Wikipedia)。走行音自体はごく普通のディーゼルカーです。




〜風景・並びなど〜
赤湯


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