福島交通の路面電車の車両にはまとまった形式は特に存在していないようで、戦前から使用し続けてきた旧来の車両の車体更新によって1955年以降に導入された車両は大多数が「1100〜」の番号を持っていた事から、これを形式と判断することが多いようです。その為、このページの「1100形」というのもあくまで仮の名前と判断して頂ければ。
改造された時期が車両によって異なる事から見た目も様々ですが、いずれの車両も路線の特性上車体幅が狭かったのが大きな特徴で、花巻電鉄程顕著な見た目ではなかったものの「馬面電車」と呼ばれた変わり者でした。
現在は元々沿線だった場所の付近に3両が保存されていますが、保原中央公民館に保存されている1116号が一番気楽にみられるのではないでしょうか。
上写真は保原中央公民館にて。
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