日野ポンチョ(2代) / ちばシティバス

2004年の東京モーターショーに参考出品された純国産の小型ノンステップバス「ポンチョL」を量産化して2006年3月に登場したのが2代目ポンチョで、初代とはコンセプトから見た目まで全く別物のバスとなりました。ワゴン型のデザインで無くなったのは勿論、準日本製のバスとなったのも初代との大きな違いとなりました。この頃に日野自動車といすゞのバス製造事業が統合された事に伴い、J-BUSの小松営業所で製造されています。

それまでの小型バスと比べてとても個性的で愛嬌のある形にまとまっているのが見た目上の特徴と言えます。コミュニティバスとしての運行は勿論の事、大型バスが通れない路線用の一般車として導入されているケースも多く、新たなバス運行の形を作り出した車両とも言えそうです。また、2007年には競合車種である三菱エアロミディMEが製造を終了した事から、現在は小型路線バスとして一人勝ちの状態が続いており、今後も当面の間その勢いは続くことでしょう。

上写真はC502、新港車庫にて。
最終更新:2020/9/9 ページの作成。



・ADG/BDG-HX6J系

2006年3月に登場した2代目ポンチョ最初のモデルで、平成17年排出ガス規制に適合しています。2007年には一部改良を施し、NOx・POMを共に10%低減させています。その改良車が「BDG」、それまでに登場した車両は「ADG」ですが、見た目の差は殆ど無く、型式としても同一の車両として扱われています。

C502
元 東京ベイシティ交通
千葉230 い 502
ADG-HX6JLAE(J-BUS)
新港車庫


〜風景・並び〜
新港車庫


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