1984年、昭和58年排出ガス規制に対応した際にそれまで製造されていたC型をモデルチェンジして登場したのがキュービックで、いすゞ製の路線バスとして初めてとなるスケルトンボディのバスとなりました。他社のスケルトンボディと比べて、傾斜のあるデザインの上に大きな1枚窓となった前面スタイル等、非常に斬新なデザインで登場し、路線バスの一時代を築き上げました。2000年以降はエルガに製造が移行し、その時点で製造を終了しています。
基本のいすゞ純正の車体の他に、富士重工や西日本車体工業の車体を持つ車両も数多く製造されました。東京ベイシティ交通では富士重工の車体を持つ車両も多く在籍していましたが、これらの大きな特徴は3扉車が基本となっていた事。ベイシティ交通は、キュービックを製造していたうちは基本的に3扉車を導入していた珍しい事業者でもありました。
上写真は1006、舞浜駅にて。
最終更新:2019/6/18
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