天草エアライン(AHX)
1998年に、熊本県や天草市などが出資して設立された第3セクターの航空会社で、2000年に天草飛行場の開港と同時に運行を開始しました。2022年現在、天草〜福岡、熊本〜伊丹の2路線を運行していますが、小規模航空会社故に機体が1機しか存在しない為、本数も少なく機材に余裕も無く、狙って見に行かない限り撮影は難しい航空会社だと言えそうです。

少なくとも首都圏の人間にとっては縁遠い航空会社であったため、遠出の時に無事見ることが出来て一安心です。

最終更新:2022/2/11 ページの作成



・ATR社 ATR42

ATR42はフランスとイタリアの合弁会社であるATRが製造するターボプロップ機で、シリーズとしての初飛行は1984年。以来改良が進められながら現在も製造されている息の長いシリーズとなりますが、日本の航空会社への採用は近年になってからの事でした。「42」は標準的な座席数が42籍である事を意味しており、それ故に小規模路線への採用が殆どとなっています。

天草エアラインでは、過去に運行していたDHC-8の代替として2016年からATR42-600を導入。愛称は「みぞか号」で、イルカをモチーフにした塗装となっている点も置き換えたDHC-8のイメージを踏襲しています。尚、1機しか在籍していない事から、検査などの場合はJACのATR42がピンチヒッターとして駆り出されることになっています。せっかく見に行った時にJACの機体が来たら目も当てられません。訪問時はちゃんと運行されていてよかったよかった。

JA01AM
(ATR42-600)
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