ATR42はフランスとイタリアの合弁会社であるATRが製造するターボプロップ機で、シリーズとしての初飛行は1984年。以来改良が進められながら現在も製造されている息の長いシリーズとなりますが、日本の航空会社への採用は近年になってからの事でした。「42」は標準的な座席数が42籍である事を意味しており、それ故に小規模路線への採用が殆どとなっています。
天草エアラインでは、過去に運行していたDHC-8の代替として2016年からATR42-600を導入。愛称は「みぞか号」で、イルカをモチーフにした塗装となっている点も置き換えたDHC-8のイメージを踏襲しています。尚、1機しか在籍していない事から、検査などの場合はJACのATR42がピンチヒッターとして駆り出されることになっています。せっかく見に行った時にJACの機体が来たら目も当てられません。訪問時はちゃんと運行されていてよかったよかった。
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