ネオプラン スカイライナー / 東京都交通局

スカイライナーといっても京成電鉄の空港特急の事ではなく、ドイツのメーカーであるネオプランが製造する2階建てのバス車両の事で、日本では1979年に大阪の中央交通が輸入したのが始まりと言われています。国産の2階建てバス(エアロキングなど)が軌道に乗るまでの間は2階建てバスは殆どネオプランの一人勝ち状態が続いており、2階建てバスブームが起きていたこともありました。

都営バスにおいてもそんな2階建てバスブームに乗っかる形で、1981年からスカイライナーを用いた上野〜浅草間の観光路線バスを運行していました。塗装は赤もしくは青で、他の都営バスとは全く異なる塗装になっています。

それらのバスは市場の縮小により引退したものの、日の丸自動車工業へと譲渡され、現在では2階部分をオープン構造にした上で都内の観光路線バスとして運行される形の第2の人生を送っている車両が数多く存在しています。都営時代の色のリバイバルでもやってくれないかなぁ。

上写真は上野広小路付近にて。
最終更新:2020/10/6 ページの作成



・N326/3J

N326/3形は、スカイライナーの廉価版として平面ガラスを採用した車両となりますが、その中でも日本向けに豪華な見た目の車両にするためにピラーレスの平面固定ガラスを採用したのがこのモデルとなります。

都営バスでも上述の上野〜浅草間の観光路線バスとして導入。海外の車両なので排ガス規制の記号は特につかないものの、1988年には車体のデザインも変更され、その車両は青色に塗装が変わりました。路線の廃止後は日の丸自動車興業に譲渡され、スカイトップバスとして第二の人生を送っています。

【南千住】K-Y109

足立22 か 45-14
N326J(ネオプラン)
上野広小路付近 上野広小路付近

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