60000系
いい加減、8000系ばかりの状況で老朽化が深刻になっていた野田線への新型車両として2013年7月に登場した車両で、野田線に導入された「全くの新車」としては初めての存在となります。
基本的には50000系を基とした日立A-Trainの車両ですが、走行機器等は異なっており、モーター音も異なります。野田線では初となるLCDモニターやVVVFインバータ制御が大きな特徴。8000系より数歩先を行く存在であることは間違いなく、野田線の駅での広告の気合の入り方も半端じゃありません。

今後、この車両と野田線用に塗装変更を施した10030系によって8000系の代替が進められていく…筈だったのですが、8000系の置き換えは中途半端なところで中断しています。いつになったら近代化が成し遂げられるのでしょうか。

上写真は61602F、馬込沢にて。
簡単な年表
2013年7月 登場
最終更新:2024/3/25
【編成別】01F,02F,03F,07F,12F(1枚)、04F,05F,15F(3枚)を追加。
【ラッピング】埼玉アニメ&スポーツ、家族都市埼玉を追加。
【行先】普通運河、普通高柳を追加。
【風景】1枚追加。



ある日突然船橋駅の改札口前に出現した60000系のパネル。運転台部分から顔を出せるようになっていました。子供の記念撮影用に設置したのかと思いますが、何の説明書きも為されないまま程なく撤去されてしまいました。何だったんだろう。

撮影地:船橋
60000系導入とほぼ同時に導入されたダサいことこの上ない愛称が1周年、ということでまた設置された60000系のパネル。写真を撮ってから気付いたのですが、以前の物と違っていたようです。半分実写の様になっています。

撮影地:船橋
61613Fのみ、扉番号の表記が上の方に寄っています。60000系に限らず、東武ではこういった事が時々見受けられます。

撮影地:船橋


〜編成別〜
61601F
船橋行き
船橋
柏行き
新鎌ヶ谷
船橋行き
馬込沢
普通 船橋行き
塚田〜新船橋
急行 六実行き
南栗橋
普通 運河行き
全線急行運転
普通 柏行き
交通安全運動
新船橋
普通 柏行き
交通安全運動
馬込沢
普通 柏行き
交通安全運動
馬込沢
普通 運河行き
馬込沢
61602F
船橋行き
60000系就役
馬込沢
船橋行き
60000系就役
馬込沢
柏行き
60000系就役
馬込沢
柏行き
60000系就役
馬込沢
六実行き
馬込沢
普通 高柳行き
馬込沢
61603F
船橋行き
馬込沢
柏行き
アーバンパークライン
馬込沢
普通 柏行き
馬込沢
61604F
船橋行き
アーバンパークライン
馬込沢
船橋行き
アーバンパークライン
馬込沢
船橋行き
馬込沢
船橋行き
船橋
急行 船橋行き
新鎌ヶ谷
急行 船橋行き
馬込沢〜鎌ヶ谷
普通 柏行き
家族都市埼玉
船橋
普通 柏行き
家族都市埼玉
新鎌ヶ谷
普通 柏行き
家族都市埼玉
船橋
61605F
柏行き
アーバンパークライン
馬込沢
柏行き
アーバンパークライン
馬込沢
柏行き
馬込沢
普通 船橋行き
船橋
普通 船橋行き
アニメ&スポーツ
馬込沢
普通 船橋行き
アニメ&スポーツ
馬込沢
61606F
柏行き
馬込沢
柏行き
アーバンパークライン
馬込沢
柏行き
アーバンパークライン
馬込沢
六実行き
アーバンパークライン
馬込沢
61607F
柏行き
アーバンパークライン
新鎌ヶ谷
柏行き
アーバンパークライン
馬込沢
普通 柏行き
大宮
61608F
船橋行き
馬込沢
六実行き
アーバンパークライン
馬込沢
船橋行き
馬込沢
61609F
船橋行き
馬込沢
柏行き
馬込沢
急行 大宮行き
61610F
柏行き
馬込沢
柏行き
馬込沢
急行 柏行き
交通安全運動
急行 船橋行き
交通安全運動
61611F
船橋行き
馬込沢
船橋行き
馬込沢
61612F
柏行き
馬込沢
急行 船橋行き
馬込沢
普通 船橋行き
船橋
61613F
船橋行き
馬込沢
61614F
船橋行き
船橋
船橋行き
馬込沢
急行 大宮行き
船橋
普通 船橋行き
馬込沢
61615F
柏行き
馬込沢
普通 柏行き
馬込沢
普通 船橋行き
馬込沢
普通 船橋行き
高柳
普通 船橋行き
高柳
普通 柏行き
アニメ&スポーツ
馬込沢
普通 柏行き
アニメ&スポーツ
馬込沢
普通 船橋行き
アニメ&スポーツ
船橋
61616F
普通 柏行き
船橋
61617F
普通 六実行き
船橋
普通 船橋行き
馬込沢
61618F
普通 柏行き
馬込沢
普通 柏行き
全線急行運転
おおたか
普通 柏行き
全線急行運転
おおたか


〜形式別〜
クハ61600
61604(馬込沢)
モハ62600
62601(馬込沢)

62602(馬込沢)
モハ63600
63601(馬込沢)
モハ64600
64604(馬込沢)


〜ヘッドマーク・ラッピングなど〜
各車ロゴ
各種ヘッドマーク類
埼玉
アニメ&スポーツ
ツーリズム
家族都市埼玉


〜Others〜
パンタグラフ台車転落防止幌 車内貫通扉ドア
扉上案内表示座席座席袖仕切り 優先席車椅子スペース運転台
標識灯貫通扉の装飾吊り革 側灯ドア 61613F


〜行先表示〜
六実急行 船橋急行 大宮普通 柏普通 六実
普通 春日部普通 運河普通 高柳


〜車両の音〜
・60000系走行音

【野田線】船橋〜新船橋(2分28秒:804KB)
【野田線】新船橋〜塚田(1分46秒:580KB)

日立IGBTを採用していますが、50000系列とは異なり、後期型のモーターとなった為音の聞こえ方は異なります。近い音を出す車両にJR東日本のE531系などがありますが、転調後の音はそれとも異なります。



〜映像〜

・61612F 新船橋発着(youtube)

60000系は、野田線開業以来初めての全くの新型式として登場した車両で、ローレル賞の候補にも挙げられるなどこの車両の登場は野田線にとって歴史的な物でした(個人的には受賞して欲しかったのですが…)。その後、路線に変な愛称を付けてそれをゴリ押したり、置き換えが進まずに未だに8000系が検査に通っていたり、8000系を置き換えるにしても入ってくるのが未更新の10030系だったり、と、導入後も変な流れが続いてはいるのですが…。
モーターは日立IGBTですが、50000系統のそれとは音が異なっており、起動音に限ればE531系等のそれに似ている印象です。


・馬込沢駅 急行通過集(youtube)

8162F→8171F→8171F(別アングル)→8172F→81114F→11631F→61602F→61610F→61613F、となっています。
船橋〜運河の急行の運行が始まり、やっとこれも見慣れた光景になってきました。乗降が非常に多い馬込沢(※非乗換駅では岩槻に次ぐ多さ)と鎌ヶ谷をスルーしてゆく姿は違和感バリバリでしたが、いざ運行が始まってみると、船橋から新鎌ヶ谷以降に行く人とそうでない人の棲み分けが案外上手く行っているようにも感じました。
そして、何故か急行の通過を見かける時に8000系が充当されているのを見る率が高い様な気がします。地元民的な事を言ってしまうといい加減8000系は置換えて欲しい所でもあるのですが、鉄道趣味的には面白い光景なのかもしれませんね。数が溜まったらまたいずれ。


・馬込沢駅 急行通過集2(youtube)

8150F→8162F(前回とは別アングル)→8166F→8170F→81110F→81117F→11635F→11652F、となります。やっぱり、やけに8000系(それもバリアフリー未対応車)の急行充当率が高い様な気がするなぁ…使えるうちに使っておけ、という事なのでしょうか。地元民としては困惑する光景でもあるのですが、趣味的には面白い状態なのでしょうし、東武がこのまま野田線を後回しにしているうちにどうぞ。


・60000系61602F馬込沢発車(youtube)

50000系同様の日立A-Trainでありながら、デザインは独自のものとなった60000系、野田線に完全オリジナルの新車が入るなんて!地元の鉄道好きとしてこんなに嬉しい事はありません。早く模型出ないかな。

モーターも日立のようですが、50000系とは音が異なります。既存の車両に例えるならJR東のE531系等が同系統の音と言えそうです。


・60000系 LCD案内表示の様子(youtube)

とりあえず船橋を発車してから自動放送が終わるまで。この映像には映っていませんが東武鉄道のキャラクターの「姫宮なな」も映ることがあります(個人的にはああいう類のキャラは苦手なのですが)。

ひらがな、漢字、英語、中国語、韓国語が入れ替わりに表示されるごく普通のLCDではありますが、これが野田線に導入されたということが嬉しいもんです。


・60000系ドア開閉(youtube)

60000系は、ついについについに野田線に導入された完全な新型車両。地元の鉄道好きとして待ち望んでいた存在です。

ドアに関しては、50000系の後期の車両と大差ない見た目ですが、開閉音が若干静かになっている気がします。でもドアチャイムが聞こえづらいのは相変わらずのようです。



〜風景・並び〜
新鎌ヶ谷南栗橋南栗橋 南栗橋南栗橋南栗橋
南栗橋南栗橋南栗橋 南栗橋南栗橋南栗橋
新船橋


〜その他〜
船橋船橋船橋春日部東武博物館

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