唯一の動態機

C10形

1930年から製造された国鉄のC蒸気機関車で、当時の不況の影響により、経済性や効率性を重視した都市近郊旅客列車用として製造されました。軸重が大きく、地方線区での使用には難があったため、製造は23両のみにとどまり、以降はC11形が製造されることになりました。

その23両のうち2014年現在唯一動態で保存されているのが大井川鉄道にいる８号機で、C11形同様客車列車の牽引に用いられています。

上写真はC10 8。新金谷にて。

簡単な年表
1930年　登場
1962年　国鉄から引退
1994年　大井川鉄道に入線

最終更新：2020/8/26　2枚追加。