ED31
元々は1923年に伊那電気鉄道(現在のJR飯田線)デキ1形として登場した車両で、1943年の鉄道省編入後、1952年にED31形に形式を変更。1956年までに国鉄では廃車されたものの西武鉄道に2両が譲渡され、その車両が更に1960年に近江鉄道に移動して現在に至っています。
その後は彦根車両基地の入換用やイベント列車の牽引等に用いられてきたものの、ATSの装備が困難である事から次第に本線走行が困難になり、実質全ての車両が彦根工場内に保存されている状態が続いていました。
2017年に老朽化の為1両を残して廃車解体となり、残った1両のみが保存され続けてきましたが、2019年にクラウドファンディングによって保存を行うことが決まった為、遠からず保存先で整備される事でしょう。

上写真はED14-4、彦根にて。
簡単な年表
1923年 製造 1955年 国鉄から譲渡
1960年 西武から譲渡
2017年 4号を残して廃車解体
2019年 4号の保存が決定
最終更新:2011/11/12
ページの作成



【写真】

ED31の形をしている物のライトも車両番号も無いこの謎の車両。よく見ると台車も違います。これはED31の5号機で、何故か近江鉄道に在籍していたモハ51形と同じ台車を使用したためこのようなことになりました。まぁ現役当時はライトも車両番号も付いていたんでしょうけど。

撮影地:彦根


〜車両別〜
1号機
廃車
彦根
2号機
廃車
彦根
4号機
廃車
彦根
5号機
廃車
彦根

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