BYDによるEVバスでの日本市場への参入の中でも、最も導入事例が多い(2025年時点)のが小型バスのJ6シリーズで、丁度日本国内の小型バス市場をほぼ独占していたポンチョにひと悶着生じ、EVバス仕様を導入する計画も頓挫していた頃に登場した車両だった事もあり、救世主として各社で導入が進みました。車体サイズ的にもポンチョとほぼ同じで、元々BYDが中国で製造していたバスの海外への導入では無く「BYDジャパン」として日本で導入することを前提に作られた車両だからこそのサイズなのかもしれません。1扉車と2扉車が用意されているのもポンチョと同様です。
国内のEVバスの小型車は2025年時点では他にEVモーターズのF8 series4くらいしか存在しておらず、日野自動車も経営状況が安定しているとは言えない為、暫くはこの勢いが続くのではないでしょうか。
上写真は1374号車、奈良駅にて。
最終更新:2025/7/28 ページの作成。
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