いすゞ エルガ(初代) / 宮城交通

平成11年排出ガス規制に合わせてキュービックをフルモデルチェンジして登場したエルガ。車名はラテン語で「〜に向かって」という意味を持っており、新たな時代に向かって走り始めた路線バス、という意味合いが込められているそうです。2005年以降、J-BUSの設立によって日野自動車とバス製造事業が統合された為、日野自動車製のバスもエルガと瓜二つのスタイルになり、J-BUSが製造したバスは日本を代表するバスのスタイルへと成長するに至りました。

上写真は20号車、仙台駅にて。
最終更新:2023/8/25 ページの作成



・KL-LV280/380系

2000年6月に登場した初代エルガ。ノンステップ、1ステップ、2ステップの3種類が設定されましたが、2ステップは自家用登録の車が殆どとなりました。エアサスなら280、リーフサスなら380となります。
2004年8月以降、日野自動車へのOEM供給が開始され、これが初代のブルーリボンUとなりました。この次のPJ-LV234系(日野ならPJ-KV)より、J-BUSの統合車種という扱いになります。

仙台200 か 257

KL-LV280N1(いすゞ)
虹の丘団地行き
仙台駅


・PJ-L234系

2004年12月に、平成16年排出ガス規制に適合するべく登場した型式で、この型式よりエルガとブルーリボンUはJ-BUSの統合車種という扱いになりました。エルガとブルーリボンUで見た目も仕様もほぼ変わらず、ブルーリボンUなら車内や前面後面にHINOロゴがある(但し事業者次第)、という程度。
KL-LV280/380系との見た目の違いは、側面の反射期の有無、後部のエンジングリルの開口部が公式側から非公式側に移った事が挙げられます。

仙台200 か 20

PJ-LV234L1(J-BUS)
回送
仙台駅
回送
仙台駅
鶴が丘ニュータウン行
仙台駅
鶴が丘ニュータウン行
仙台駅
宮城200 か 12-69

PJ-LV234L1(J-BUS)
回送
仙台駅


・QPG/QKG/QDG-LV234系

2012年6月にマイナーチェンジが施されたエルガは、MT車は平静27年燃費基準より5%向上したほか、平成21年基準低排出ガス車認定を取得し、更に2012年7月から適用される新ワンマンバス構造要件にも適合した車両となりました。 燃費基準達成車なら「QPG」または「QKG」、非達成車は「QDG」となります。

仙台200 か 484

QKG-LV234N3(J-BUS)
回送
仙台駅

宮城交通のTopへ 東北のバスのTopへ バスのTopへ Topへ