日野ブルーリボン / 熊本都市バス

1982年、当時製造されていた観光バスに合わせたスケルトンボディの路線バスとして登場したのがブルーリボンで、登場当初は当時の主力だったRE/RC系列が並行して生産されていたため販売が伸びなかったものの、1984年にRE/RC系列の製造が終了した事から以降は勢力を急増。日本中で見かけない場所が無いほどの車種に成長しました。個人的には、同業他社と比べてもとりわけ直線的なデザインになっていた印象があります。
CNGバスやハイブリッド車の登場、ノンステップバスの導入等時代に合わせた進化を続けつつ2000年まで製造が続き、以降はマイナーチェンジを施した「ブルーリボンシティ」へと製造がシフトしてゆきました。熊本都市バスでは、元東京都営の車両が多くみられるのも特徴です。

上写真は214号車、熊本駅にて。
最終更新:2023/5/24
【UHT】293を追加。
【KCHT】859を追加。



・P-HT/HU(23/27)系

1982年に登場した初代ブルーリボンであるRT/RU22系とHT/HU22系を統合する形で登場した型式で、エンジンはRT/RU系のエンジンを改良したものが採用されています。それまでの車両と比較し、リアデザインの変更が行われたのが大きな違いで、判別は簡単です。このモデルの途中から、前面方向幕部のデザインも変更されています。

熊本200 か 211
(元 東京都交通局)

P-HU233BA改(日野)
駅1
熊本駅
駅1
熊本駅
熊本200 か 214
(元 東京都交通局)

P-HU233BA(日野)
駅1
熊本駅
駅1
熊本駅


・U-HT/HU(2M/3K)系

1990年、平成元年排出ガス規制に適合したグループで、この代から角型4灯ヘッドライトが設定され、次の代のKC-HT/HU系からはそれが標準設定となりました。

熊本200 か 291
(元 東京都交通局)

U-HT2MLAA(日野)
駅1
上熊本駅
駅1
上熊本駅
熊本200 か 293
(元 東京都交通局)

U-HT2MLAA改(日野)
駅1
熊本城
熊本200 か 319
(元 東京都交通局)

U-HT2MLAA(日野)
駅1
熊本駅
駅1
上熊本駅


・KC-HT/HU(2M/3K)系

1995年に平成6年排出ガス規制に適合した事から記号がU-からKC-に変更となりました。このグループより、ヘッドライトの形状が角形4灯に統一されています。観光マスクの車両に関しては、それまでと同様ブルーリボン観光型の見た目で製造が続きましたが、1999年以降にはセレガの見た目になった車両も追加されています。
また、1997年の東京モーターショーに出品されたノンステップバスが、1998年に正式に型式証明を取得して発売された際 型式はKC-HU2PMCE/PPCEとなり、このKC-HT/HUの一員となりました。

熊本200 か 859
(元 熊本市交通局)

KC-HU2MMCA改(日野)
味4
熊本城

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