3200形
3400,3500,3600形の置き換えを目的として2025年から運行を開始した車両で、コンセプトは「人と環境にやさしいフレキシブルな車両」。インバウンド需要による利用の大幅増加、逆に疫病によって需要が大幅に減少…等、色々と「読めない」昨今の世の中である事から、フレキシブルな車両を導入する事が得策だと判断されたようです。

その為、置き換える対象となる3500形宜しく、先頭+中間からなるユニットを多数用意することで、状況によって柔軟に組み替える事が可能な車両となりました。その為、昨今の新型車両としては非常に珍しく、先頭車のうち1〜2両が、編成内の中間車として組成されている事がデフォルトとなる車両となっています。旧3000系統から3500形までの車両での経験が生かされた、京成ならではの新車であると言えそうです。

2025年8月時点ではまだ3ユニット合計6両が在籍しているのみですが、今後は主に3500形の代替を目的として導入が進むものと思われます。数が増えてくれば、松戸線や都営浅草線、京急線方面への運行にも期待できるかもしれませんね。

上写真は3205を先頭とする編成、鬼越にて。
簡単な年表
2025年 登場
最終更新:2025/8/18 ページの作成。



〜編成別〜
※3200形はユニットの組み合わせによる編成組成が可能ですが、区分上「4両1組」を編成として公開致します。

3204F
普通 上野行き
中山
普通 津田沼行
東中山
普通 津田沼行
京成津田沼
3208F
普通 上野行き
中山
普通 上野行き
中山
普通 上野行き
中山
普通 津田沼行
鬼越
普通 津田沼行
京成津田沼
普通 津田沼行
京成津田沼
普通 上野行き
京成津田沼
普通 上野行き
京成津田沼


〜形式別〜
3200形
(Mc1)

3204(京成津田沼)
3200形
(M2)

3203(京成津田沼)
3200形
(M1)

3202(京成津田沼)
3200形
(Mc2)

3201(京成津田沼)


〜Others〜
車内ドア扉上案内表示 座席袖仕切り座席優先席
吊り革貫通扉 背もたれ車椅子スペース製造表示
貫通扉(先頭)運転台 標識灯側灯車外スピーカー
パンタグラフ転落防止幌台車


〜行先表示〜
行先
普通 津田沼
行先
次の停車駅
普通 津田沼 普通 上野


〜車両の音〜
・3100形走行音

【京成本線】鬼越→京成中山

モーターに関しては3100形のそれと全く同じ、即ち東洋SiCです。モーター音に関しては3000形の登場以来、長らく同じものが用いられており、京成の伝統ともいえる音なのかもしれません。普通列車の運用であっても、タブレット放送ではなく自動放送が搭載されているのが従来車からの変化と言えます。



〜風景・並び〜
京成津田沼京成津田沼京成津田沼京成津田沼

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