日産ディーゼル UA / 新潟交通

日産ディーゼルではバスの車種名は特に設けられず、この様な型式の記号をそのまま名称として長年使用していました。10〜12mの大型バスが「UA」と呼ばれており、歴史をたどると1973年に昭和48年排出ガス規制に伴って既存の4R/RR系をモデルチェンジして登場したのが最初になります。
また、日産ディーゼルは自社で車体を製造していなかったことから、長年にわたって富士重工や西日本車体工業を中心とした資本関係のない事業者で車体が作られていました。このため、どのモデルからどのモデルに変わった時にモデルチェンジとするのか、というのが曖昧で、モデルの何代目何代目とは言い辛いのが他のバスの製造会社と比べて分かりづらい所でもありました。2005年以降、社内のブランド仕様を統一するために「スペースランナーRA」の名称が設けられた為、それ以降とそれ以前でページを分割することとします。

上写真はH1178-N、新潟駅にて。
最終更新:2023/10/9
【KL-UA】新規追加。



・P-U/UA33/50系

1988年に、既存のP-U/UA32系のエンジンを新型モデルに変更した事により、P-U/UA33系へと型式が変更されました。この型式では高出力版のP-UA50系が設定されていましたが、そちらを路線バスとして採用した事業者は殆ど無く、その車体も7Eではなく7Bが用いられることが多かったようです。

G1024-N

新潟22 か 10-24
P-U33K(富士)
月潟行き
月潟駅


・KL-UA452/272A系

2000年、KC-UA460A系に平成11年排出ガス規制に対応したマイナーチェンジを施した型式で、2003年の富士重工のバス製造撤退以降は全て西日本車体工業が車体を製造しています。2005年にスペースランナーRAの車種名が導入される前の最後の型式となりました。

【入船】H294-N

新潟200 か 294
KL-UA452KAN(西工)
回送
新潟駅付近
【潟東】H1178-N
(元 横浜市交通局)
新潟200 か 11-78
KL-UA452MAN(西工)
【W74】区快 潟東(営)
新潟駅
【W74】区快 潟東(営)
新潟駅

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