デハニ50形
一畑電車と言えば「デハニ」と言われるほど有名な存在、デハニ50形。元々貴重な動態保存車として鉄道趣味界では注目されていましたが、映画「RAILWAYS」への出演で一般への知名度も上がったようです。

もともとクハ3形として1928年に登場したこの車両は、荷物室を備えているのが大きな特徴で、そのため扉配置はとても変則的なものとなりました。3扉車ではありますが1つは荷物室用なので実質2扉車のようなものです。

2009年に動態保存運用からは外れたものの、現在も52号と53号が車籍を有しており、52号は出雲大社前駅構内で展示中、53号は雲州平田駅にある車庫構内で体験運転用の車両として用いられています。

上写真は出雲大社前にて。
簡単な年表
1928年 登場
2009年 動態保存運用から離脱
同年  映画「RAILWAYS」の撮影に登場。
2012年 体験運転用の車両に53号を起用。今に至る。
最終更新:2023/11/19
【保存車】デハニ53に5枚追加。
【Others】パンタグラフを置き換え。




〜保存車〜
デハニ52
(出雲大社前駅構内)
※車籍あり
デハニ53
(雲州平田車庫)
※動態保存


〜Others〜
ドア 右開き運転台手ブレーキ 車内荷物室の様子貫通扉
ドア 左開き網棚座席社紋/車両番号 2連扉の様子定員表示
パンタグラフ手荷物表示標識灯

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