日産ディーゼル UA / 仙台市交通局

日産ディーゼルではバスの車種名は特に設けられず、この様な型式の記号をそのまま名称として長年使用していました。10〜12mの大型バスが「UA」と呼ばれており、歴史をたどると1973年に昭和48年排出ガス規制に伴って既存の4R/RR系をモデルチェンジして登場したのが最初になります。
また、日産ディーゼルは自社で車体を製造していなかったことから、長年にわたって富士重工や西日本車体工業を中心とした資本関係のない事業者で車体が作られていました。このため、どのモデルからどのモデルに変わった時にモデルチェンジとするのか、というのが曖昧で、モデルの何代目何代目とは言い辛いのが他のバスの製造会社と比べて分かりづらい所でもありました。2005年以降、社内のブランド仕様を統一するために「スペースランナーRA」の名称が設けられた為、それ以降とそれ以前でページを分割することとします。

上写真は仙台駅にて。
最終更新:2023/9/10 ページの作成。



・KC-UA460/521A系

1995年、平成6年排出ガス規制にU-UA440系を対応させた型式。U-UA440系のそれと同様、高出力エンジンを搭載した車両は型式が分けられ、521A系となります。1998年以降、ノンステップ車も設定されるようになりましたが、そちらは厳密にはKC-UA460A系となります。

仙台230 あ 65-84

KC-UA460LAN(富士重工)
仙台駅行
ストロベリーコーンズ
仙台駅
仙台230 あ 65-85

KC-UA460LAN(富士重工)
回送
仙台駅


・KL-UA452/272A系

2000年、KC-UA460A系に平成11年排出ガス規制に対応したマイナーチェンジを施した型式で、2003年の富士重工のバス製造撤退以降は全て西日本車体工業が車体を製造しています。2005年にスペースランナーRAの車種名が導入される前の最後の型式となりました。

仙台230 あ 732

KL-UA452MAN改(富士)
荒井駅行き
仙台駅
荒井駅行き
仙台駅

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