三菱エアロスター(2代) / 仙台市交通局

1996年9月にエアロスターのフルモデルチェンジが施され、左右非対称の前面等の特徴は継承しているものの、それまでと全く異なるシャープなデザインに生まれ変わりました。導入当初はそれまでの車両との区別の為に「ニューエアロスター」とも呼ばれていました。
1997年からは国産初の本格的なノンステップ車の導入も始まり、新たな路線バスの一時代を築いた車種だとも言えるでしょう。純正の車体は新呉羽の後身であるMBMで設計されたものの、製造は三菱自動車バス製造に一本化されました。

上写真は仙台駅にて。
最終更新:2023/9/10 ページの作成。



・KC-MP317/717系

1996年、平成6年排出ガス規制に適合させた上で、エアロスターのフルモデルチェンジ車として初めて登場した型式となります。2段ステップでありつつも、1弾の段差が低くなっている「らくらくステップバス」として登場したのが大きな特徴で、後にこれが1ステップやノンステップへと発展してゆくことになりました。

仙台230 あ 70

KC-MP717M(三菱)
仙台駅行き
ヤンマー
仙台駅
仙台230 あ 76

KC-MP717M(三菱)
宮城学院行き
仙台駅
宮城学院行き
仙台駅
仙台230 あ 67-69

KC-MP717M(三菱)
仙台駅行き
仙台駅


・KL-MP33/35/37J系

2000年、平成11年排気ガス規制に伴いエンジン関係の改良が行われた事で型式が変更されたもので、KC-MP系と見た目はほぼ変わりません。この型式では当初から2ステップ、1ステップ、ノンステップの3種類が選択できるようになりました。

仙台230 あ 153
(元 東京都交通局)

KL-MP37JK(三菱)
仙台駅行き
仙台駅
仙台230 あ 562

KL-MP35JM(三菱)
仙台駅行き
仙台駅
仙台駅行き
仙台駅
仙台230 あ 563

KL-MP35JM(三菱)
仙台駅行き
仙台駅
仙台230 あ 728

KL-MP35JM(三菱)
長命ヶ丘行き
仙台駅


・PJ-MP35/37J系

2004年、平成16年排出ガス規制に伴い登場した型式で、コモンレール燃料噴射方式、クールドEGRの他、ブローバイガス吸気還元システム、連続再生式DPFが採用されています。外観は特にKL-時代と変化はありませんでしたが、2005年10月以降は灯具器具の保安基準改正に対応するためにリアランプの位置の変更などが行われています。

仙台230 あ 601

PJ-MP37JK(三菱)
仙台駅行き
天童市
仙台駅
霞目営業所行
仙台駅
仙台230 あ 603

PJ-MP37JK(三菱)
仙台駅行き
仙台駅
仙台230 あ 606

PJ-MP37JK(三菱)
仙台駅行き
仙台駅


・2PG/2KG-MP35/38系

2017年10月に、平成28年排出ガス規制および平成27年度重量車燃費基準に対応して登場した型式で、本型式よりアイドリングストップの方式が「自動戻り」「手動切替」の2種類が用意されています。また、自家用ツーステップ車は廃止されてしまいました。

仙台230 あ 18-10

2PG-MP38FK(三菱)
薬師堂駅行き
仙台駅
仙台230 あ 18-18

2PG-MP38FK(三菱)
回送
KADAN
仙台駅
仙台230 あ 20-24

2PG-MP38FK(三菱)
仙台駅

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