日野ブルーリボンU / 長崎自動車

日野といすゞの合弁会社として設立した「J-BUS」。今や国内のバスメーカーとして最大手となった事業者ですが、ここでエルガとの統合車種として登場したのがブルーリボンUで、基本的にほぼエルガと同じ仕様でした。それもその筈、製造はエルガとブルーリボンUのどちらも同じ場所、J-BUSの宇都宮事業所で製造されていました。この頃丁度レインボーもいすゞエルガミオとの統合車種としてレインボーUになった為、ハイブリッド車として製造が続いていたブルーリボンシティを除くと、日野らしいスタイルのバス車体は見られなくなってしまいました。
尚、ブルーリボンUはあくまでも独立した車種としての扱いのようで、2015年にエルガおよびブルーリボンがモデルチェンジした際、そのブルーリボンが2代目のブルーリボンという扱いになりました。

長崎自動車では、ブルーリボンUに限った話では無いのですが前面右下に小窓が設けられているのが見た目の特徴と言えそうです。

上写真は3006、時津北部ターミナルにて。
最終更新:2020/5/15
【PKG】3006,3007,4905を追加。
【QPG】3302を追加。



・PJ-KV234系

2004年12月にいすゞがPJ-LV234系を登場させたのに少しだけ遅れて2005年1月に登場した型式で、平成16年排出ガス規制に適合。見た目も全くエルガと同様なので判別が困難となりますが、車内の銘板が日野自動車名義である他、事業者によっては前面、後面のどこかに「HINO」と書かれているのでそこで判別できます。逆に言えばそれくらいしか見た目の違いはありません。

【時津】4711

長崎200 か 493
PJ-KV234N1(J-BUS)
1系統
大浦海岸通


・PKG/PDG-KV234系

2007年、エルガとブルーリボンUは平成17年排出ガス規制(新長期規制)に適合。エルガの見た目はそれまでと変わらないものの、ブルーリボンUでは前面のライトの形状が変わったので、PJ-KV234系と比べてエルガとの区別は簡単になりました。

【神の島】3002

長崎200 か 624
PKG-KV234N2(J-BUS)
5系統
長崎駅
【時津】3006

長崎200 か 655
PKG-KV234N2(J-BUS)
時津北部ターミナル 時津北部ターミナル
【ダイヤランド】3007

長崎200 か 659
PKG-KV234N2(J-BUS)
40系統
大橋営業所
40系統
大橋営業所
【桜の里】4905

長崎200 か 597
PKG-KV234N2(J-BUS)
1系統
浦上駅付近


・LKG/LDG-KV234系

2010年、エルガとブルーリボンUは平成21年排出ガス規制に適合。排気ガス浄化装置の改良と尿素SCRシステムを採用したほか、ABSが全車に標準装備されました。

【松ヶ枝】3203

長崎200 か 750
LKG-KV234N3(J-BUS)
長崎駅


・QPG/QKG/QDG-KV234系

2012年6月、新保安基準・新ワンマンバス構造要件に対応して登場したグループで、MT車は平成27年燃費基準より5%向上したほか、平成21年基準低排ガス車認定を取得しています。また、2012年7月から適用される新ワンマンバス構造要件にも適合しています。このモデルを最後にブルーリボンUはフルモデルチェンジを行い、2代目ブルーリボンとなりました。

【桜の里】3302

長崎200 か 834
QPG-KV234N3(J-BUS)
回送
時津北部ターミナル
【神の島】3304

長崎200 か 828
QPG-KV234N3(J-BUS)
長崎駅


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