三菱 エアロバス(2代) / 長崎県営バス

1992年、エアロバスシリーズの観光・高速系がフルモデルチェンジを行い、2代目となりました。自社製と新呉羽製の車体の設計が統一されています。スーパーハイデッカーとしてエアロクイーンの設定も続けられ、フロント1枚ガラスのエアロクイーンT、低運転台使用のエアロクイーンUが設定。翌1993年には床下運転台構造となり、客室前方の視界を拡大したエアロクイーンVが登場しています。2007年、フルモデルチェンジによってエアロエースになるまでの間、マイナーチェンジを繰り返しながら製造が続きました。

上写真は6E17、長崎駅にて。
最終更新:2023/9/24
【KC-MS】9E15を追加。
【KL-MS】3E51(1枚)、4E56(2枚)を追加。
【PJ-MS】8E52を追加。



・U-MS821/826/815系

1992年に登場した2代目エアロバスの最初のモデルで、登場時のキャッチコピーは「バス・ルネッサンス」。 300PSのエンジンを搭載した車両が815、335PSなら826、400PSなら821となります。エアロバスとエアロクイーンで型式に違いはありません。

【長崎】6E17

長崎22 か 27-57
U-MS815S(三菱)
長崎駅 長崎駅
【長崎】6E18

長崎22 か 27-58
U-MS815S(三菱)
長崎駅前行き
長崎駅
長崎駅前行き
長崎駅


・KC-MS822/829/815系

1995年に平成6年排出ガス規制に適合した型式で、310PSのエンジンを搭載する815、355PSの829、420PSの822の3種類のモデルが存在しています。1997年にはハンドルの形状が変更され、その翌年の1998年には製造がMBMに一本化されました。

【大村】0E18

長崎22 か 31-71
KC-MS815S(三菱)
長崎空港行き
長崎駅
【大村】0E19

長崎22 か 31-72
U-MS815S(三菱)
長崎空港行き
浦上駅付近
長崎空港行き
浦上駅付近
【諫早】9E15

長崎22 か 30-74
KC-MS815S(三菱)
長崎行き
出島付近


・KL-MS86M/85K系

2000年、平成11年排出ガス規制に対応したモデルで、外見は殆どKC-MS時代と変化はありません。エンジンは330PSのMS85K、370PSのMS86M、430PSのMS86MPの3種類が用意されました。本形式よりSRSエアバッグが標準装備されました。

【諫早】3E51
元 日の丸自動車興業
長崎200 か 714
KL-MS86MP(三菱)
長崎駅行き
長崎空港
【長崎】4E56

長崎200 か 716
KL-MS86MP(三菱)
長崎空港 長崎駅 長崎駅


・PJ-MS86JP系

2005年、平成16年新短期排出ガス規制に適合したモデルで、この型式により車体長12mのモデルに統一されています。この頃、リコール隠しの問題が浮上した事や、日野セレガ・いすゞガーラがモデルチェンジした為、販売は伸び悩んでしまいました。そしてこのモデルを最後にエアロバスは製造を終了し、エアロエースにモデルチェンジする事になります。

【大村】8E52

長崎200 か 405
PJ-MS86JP(三菱)
長崎行き
長崎駅

長崎県営バスのTopへ 九州のバスのTopへ バスのTopへ Topへ