日産ディーゼル JP / 鹿児島交通

1992年、当時の中型車JM系の車体を延長し、所謂「中型ロング」の先駆けとして登場したのがJPシリーズ。登場当初はベースとなったモデルの関係から西日本車体工業の車体の車両のみとなり、床構造はワンステップとなっていました。 1994年に形式認定を受けて量産化を受けた(この時から富士重工車体の車両も登場)後、1999年にノンステップ車の設定も始まりました。JPシリーズの登場は後のバス業界に大きな影響を与え、日野や三菱も中型ロング車を製造し、中型ロング車が路線バス界の主役となっていた時期もありました。
尚、JPシリーズが「スペースランナー」の名を冠するようになったのは、2004年に登場したPK-JP360NANからになります。

上写真は987号車、鹿児島中央駅にて。
最終更新:2022/12/18
【KCJP】1410(2枚)追加。
【KLJP】全て追加。



・U-JP211NTN系

JPシリーズの初代となるU-JM210GTN改は、1994年に専用シャーシを与えられて、正式に型式認定を受けました。量産化に際し、富士重工の車体を持つ車両も多く導入されました。関東地方では1995年以降、京王グループのバスで纏った数が導入され、関東地方への中型ロング導入への礎となりました。それらの車両が老朽代替で地方へ廻っている例も多く、前歴が分かり易い車がそれなりの数見られます。

鹿児島200 か 729
(元 京王バス)

U-JP211NTN(富士重工)
山形屋BC行き
鹿児島中央駅
山形屋BC行き
鹿児島中央駅
鹿児島200 か 733
(元 京王バス)

U-JP211NTN(富士重工)
金生町行き
鹿児島中央駅


・KC-JP250NTN系

1995年、平成6年排出ガス規制に対応したグループ。ごく一部の事業者で、タイヤが大型車と共通の物になっている車両や、軸間距離を短縮した車両等が導入されたのが大きな特徴と言えます。

鹿児島200 か 986
(元 京王バス)

KC-JP250NTN(富士重工)
鹿児島駅行き
鹿児島中央駅
鹿児島200 か 987
(元 京王バス)

KC-JP250NTN(富士重工)
鹿児島中央駅
鹿児島200 か 989
(元 京王バス)

KC-JP250NTN(富士重工)
イオン鹿児島行
鹿児島中央駅
イオン鹿児島行
鹿児島中央駅
鹿児島200 か 10-70
(元 京王バス)

KC-JP250NTN(富士重工)
鹿児島中央駅
鹿児島200 か 14-10
(元 習志野新京成バス)

KC-JP250NTN(富士重工)
山川桟橋行き
鹿児島中央駅
山川桟橋行き
鹿児島中央駅
回送
さがら病院
鹿児島営業所
回送
さがら病院
鹿児島営業所
鹿児島200 か 14-43
(いわさきネット)
(元 京王バス)


KC-JP250NTN(西工)
姶良ニュータウン行
天文館通


・KL-JP252系

1999年、平成11年排出ガス規制に対応したモデルとして登場した型式で、JPシリーズで初めてノンステップバスが登場しました。また、車体長10.2mのシリーズの設定も行われたものの、後には続きませんでした。車体は西工製のみ。

鹿児島200 か 20-37
(元 東急バス)

KL-JP252NAN改(西工)
回送
鹿児島中央駅
鹿児島200 か 21-82
(元 京王バス)

KL-JP252NAN改(西工)
鹿児島営業所
鹿児島200 か 21-90
(元 京王バス)

KL-JP252NAN改(西工)
鹿児島駅行き
鹿児島中央駅

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