日野ブルーリボン観光型 / 鹿児島市交通局

元々製造されていたRA・RV系の車両をモデルチェンジしたスケルトン車体の観光バスとして登場したのがブルーリボン観光型で、シリーズとしては1982年の登場となります。これと同時に路線バスもスケルトン車体となって「ブルーリボン」の名をかんしたため、「ブルーリボン観光型」「ブルーリボンRU60/63系」と呼ばれる事があります(同様の定義としては路線型は「ブルーリボンHT/HU系」と呼ばれたりもする)。
このスケルトン車体の車両の登場は大きな転機となり、お金のないバス会社を中心に、既存のモノコック車体のバスの前面だけを無理やりブルーリボン観光型以降の車両の物に改造した「バケルトン」という車両も一時期の流行となりました。趣味的に非常に面白かったのでそれを見てみたかった気もしますが、当たり前ながら現在のバスではそんな見栄目的の改造はほぼ行われていません。
最終的には1990年にセレガにモデルチェンジする形で製造を終了。セレガの登場以降はバケルトンも滅多に見られなくなりました。

上写真は308号車、鹿児島中央駅にて。
最終更新:2023/8/19 ページ構成の変更。



・P-RU(60/63B)系

1985年、昭和60年騒音規制に対応した車両としてフルモデルチェンジも同然の改良を施されたブルーリボンは、徹底的に直線的なスタイルからはある程度脱し、当時の三菱エアロバスなどの影響を受けた優しいスタイルになりました。このタイプのブルーリボンの前面を無理やり接合した「バケルトン」が流行したのも日本のバス史の面白いポイントとして有名です。

鹿児島22 き 308

P-RU607BB(日野)
桜島定期観光バス
朝日通 朝日通 鹿児島中央駅 鹿児島中央駅

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