500系
東海道山陽新幹線の速達化を目的としてJR西日本が製造された新幹線。それまでの新幹線とは完全に印象を異にするその見た目も勿論ながら、日本の新幹線に置いて初の300km/hを達成して世界最高速タイとなったことが注目され、瞬く間に有名な車両となりました。ただ、速度向上のためのまるいフォルムが災いして座席数が従来の車両と比べて少なくなってしまいました。それが理由となり、製造は700系にすぐ移行してしまい。500系は少数派になってしまいました。

後に700系の居住性と500系の高速性能を併せ持ったN700系が導入されると「のぞみ」の運用から撤退し、現在は両数を8両に減車された上で山陽新幹線の「こだま」でのんびりと余生を送っているようです。減車された編成はW編成からV編成に変更され、7000番台となりました。また、廃車された車両のうち先頭車1両が京都鉄道博物館に保存されています。

尚、500系登場の前に運行されていた試験車「WIN350」も500系の一員であり、900番台を名乗っています。こちらも両先頭車がそれぞれ別の場所に保存されているので、機会があれば尋ねてみるのもいいかもしれません。

尚、500系を使用した企画列車「500 TYPE EVA」は別ページにて公開しています

上写真は京都にて。
簡単な年表
1997年 登場
2010年 新幹線「のぞみ」から撤退。東海道新幹線区間から引退。
最終更新:2017/9/25
【編成別】V6に1枚、V7に2枚追加。
【ドア】貫通扉片開きを除いた5枚を追加。
【Others】一般車車内を置き換え、標識灯、グリーン車車内、喫煙ルームを追加。
【風景】2枚追加。



〜編成別〜
V6編成
岡山
V7編成
新大阪新大阪岡山岡山
W4編成
8連改造済
田町
W6編成
8連改造済
東京東京
W7編成
8連改造済
東京東京
W9編成
8連改造済
新神戸
編成不明
8連改造済
京都浜松町


〜保存車〜
500-901
(鉄道総研米原)
521-1
(京都鉄道博物館)


〜形式別〜
521形

7(東京)
521形7000番台

7007(新大阪)
522形7000番台

7007(新大阪)
525形

13(東京)
525形7000番台

7014(新大阪)
526形

19(東京) 他の車両…20(東京)
526形7000番台

7019(新大阪)
526形7200番台

7207(新大阪)
527形

13(東京)
527形400番台

407(東京)
527形7000番台

7013(新大阪)
527形7700番台

7707(新大阪)
528形

7(東京)
528形7000番台

7007(新大阪)


〜ラッピング・ロゴ等〜
WIN350
量産車


〜ドア〜
一般:左 一般:右 荷物兼用:左 荷物兼用:右 貫通扉:両 貫通扉:片


〜Others〜
台車 車内(一般車) 車内LED装置 パンタグラフ 転落防止幌 座席番号一例
標識灯 車内(グリーン車) 喫煙ルーム


〜行先表示(自由席/指定席表示も含む)〜
行先
のぞみ 東京のぞみ 博多のぞみ 博多
停車駅スクロール
指定 / 自由
自由席 NON-RESERVED 指定席 RESERVED


〜風景・並び〜
京都東京岡山岡山

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