(撮影地:リニア・鉄道館)
超電導リニア

鉄道総研扱いの超電導リニアの車両について公開しています(※国鉄時代のリニア車両は国鉄のページへ)。

最終更新:2024/1/28
ページの作成。



・MLX01

1996年から山梨実験線用に開発された車両で、先行する宮崎実験線での成果が取り入れられ、浮上方式が底面に浮上コイルがある方式から側壁浮上方式へ変更となっています。実用段階における最終段階の試験車両とされており、実際にこの車両での試験の後は、リニア中央新幹線の車両(JR東海扱い)となるL0系が登場しています。先頭車両の形状はダブルカスプ型とエアロウェッジ型の2通りが存在しており、現在は3両が保存されています(うち、ダブルカプス型はリニア・鉄道館の1両のみ)。

MLX01-1
(リニア・鉄道館)
MLX01-2
(リニア見学センター)
MLX01-3
(鉄道総合技術研究所)
その他
車内
MLX01-1
車内
MLX01-2
ドア標識灯ほか
超電導磁石


・MLU001

1980年から宮崎実験線用のU字型軌道用として導入された車両で、強い磁力を発生させる超電導電磁石を搭載し、浮上と同時に同一コイルを使う事が可能になった為車両の小型化に成功した…との事。車体のカラーリングは白に赤のストライプだった時期と緑のストライプだった時期があります。1989年に運用を修了したものの、後継のMLU002が事故で失われてしまったことから1992年に運用に復帰しています。
2023年時点で現物は残っていませんが、各所のリニアの模型としてMLU001が展示されている事が多い他、山梨のリニア見学センターにMLU001に用いられていた電磁石が展示されています。

保存物
(リニア見学センター)
模型 超電導磁石


〜風景・並び〜

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