BEC819系
都市部に残る非電化区間で運行されていたキハ40系列の置き換えを目的として導入された車両で、日本どころか世界で初めての交流方式による817系改造の蓄電池試作車での試験を反映して、その量産車として登場しました。導入とともに若松線のキハ40を置き換え、現在は福北ゆたか線へも直通し、時には博多までやってくることもあります。
愛称は「DENCHA」。DUAL ENERGY CHARGE TRAINの略称…とされていますが、実質「電車」と「電池」を掛けた愛称なんだと思います。床下の蓄電池部分が青く塗装されているのが面白い特徴。蓄電池で動いている事をしっかりとアピールしています。世界初の交流方式の蓄電池での営業車両であることが評価されたのか、2017年度のブルーリボン賞を受賞しました。

2019年には香椎線のキハ40の代替も行い、それと同時に香椎線の列車の一部博多直通が再開されています。この際に増備された車両は300番台となり、それまでの車両とは少々差異があります。

上写真はZ306編成、香椎にて。
簡単な年表
2016年 登場
2017年 ブルーリボン賞を受賞
最終更新:2021/12/28
【編成別】Z003(2枚)およびZ106以降全てを追加。
【形式別】300・5300番台を追加。
【ラッピング】1,5,6,7枚目を置き換え、10枚目を追加。
【Others】蓄電池、パンタグラフ(蓄電中)、標識灯(2枚目)、クーラーを追加。
【行き先】黒崎、香椎、宇美、西戸崎を追加。
【風景】【その他】全て追加。



Z311編成を改造したZ5311編成。この編成は「5300番台」に区分されていますが、この車両は改造によって自動運転が出来る編成となりました。乗務員が乗務した上で当面は実証実験を行う形になるようです。

撮影地:香椎

〜編成別〜
Z003編成
ワンマン 若松行き
折尾
ワンマン 若松行き
折尾
ワンマン 直方行き
若松
福北ゆたか線
直方
ワンマン 黒崎行き
博多
福北ゆたか線
博多
Z006編成
→Z106
回送
博多
ワンマン 香椎行き
香椎
Z301編成
ワンマン 西戸崎行
香椎
Z304編成
香椎線
香椎
Z305編成
香椎線
香椎
Z306編成
快速 博多行き
香椎
Z307編成
香椎線
香椎
Z308編成
ワンマン 香椎行き
香椎
香椎
Z309編成
香椎線
香椎
Z310編成
ワンマン 香椎行き
香椎
Z311編成
→Z5311
香椎線
香椎
ワンマン 西戸崎行
香椎


〜形式別〜
クハBEC818
0番台
3(折尾)

300番台
304(香椎)

5300番台
5311(香椎)
クモハBEC819
0番台
3(折尾)

300番台
304(香椎)

5300番台
5311(香椎)


〜ラッピング・ロゴ〜
各車ロゴ
側扉の「くろ」


〜Others〜
ドア LCD有 ドア LCD無 扉上案内表示 蓄電池の案内 貫通扉 座席
座席袖仕切り 吊り革 ドアボタン 車外スピーカー 側灯
蓄電池 パンタグラフ パンタグラフ
蓄電中
ゴミ箱 標識灯
クーラー


〜行先表示〜
ワンマン 直方ワンマン 黒崎ワンマン 香椎 ワンマン 宇美ワンマン 西戸崎


〜車両の音〜
・BEC819系走行音

【若松線】折尾→本城(2分51秒:929KB)

ドアチャイムは305系同様、JR東日本汎用タイプになってしまいました。今後はこれが主流になるのかもしれません。尚、基本的に半自動ドアですが、ドアが閉まっている場合にも発車前にドアチャイムは流れます。

VVVFは日立製で、取り立てて珍しい音ではありません。速度を出す区間はあるにはあるのですが、単線区間であるがゆえに駅発着時に速度を落とすことが多いため、あまり恵まれた収録環境とは言えません。



〜風景・並び〜
博多香椎香椎


〜その他〜
香椎香椎

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