E131系
元々は房総半島末端区間のワンマン運行開始に備えて投入されたワンマン対応車で、この車両の投入によって一部の209系が置き換えられ、運用の適正化(房総半島末端区間は209系の4両編成でも過剰だった)が図られました。その後は地方線区の在来車(主に205系)の置き換えに続々と投入が決まっており、導入と共にその路線がワンマン化されるケースも増えています。今後の地方路線のベースとなる車両なのかもしれませんが、導入の際の両数にはまだ多少課題を感じるようにも思えます(600/680番台の輸送力不足感が顕著な為)。

基本的にはE235系をベースとしており、ワンマン運転対応で短編成のE235系、とでも言ってしまえば話が早いかもしれません。前面のドットデザインも特徴的ですが、これは投入区間によってドットの配置が変わる事もあるようです(2022/5現在の状況では、相模線に投入された500番台は波をイメージした配置になっており、他とイメージを異にしています)。

また、導入線区ごとに線路モニタリング装置を搭載した車両を数本導入しているようで、其方は当該地区の番台+80の数字が与えられています。

上写真はR12編成、木更津にて。
簡単な年表
2021年 登場
2022年 500/580/600/680番台運行開始。
最終更新:2024/1/1
【0番台】R04、R09を追加。
【1000番台】T3を追加。
【形式】1000番台3枚を追加。
【Others(0番台)】前面の模様を追加。
【Others(1000番台)】全て追加。
【Others(共通)】扉上案内表示を追加。
【行先】各停 武蔵白石を追加。
【行先+次駅】各停 武蔵白石、各停 海芝浦を追加。
【走行音】【映像】新規追加。
【風景】3枚追加。
【その他】1枚追加。



各番台に存在する「80番台」。特に他の車両と見た目の差はありませんが、線路モニタリング装置を搭載している事が違いで、車内にはそのための機器を設置した場所があります。

撮影地:茅ヶ崎
鶴見線用に導入された1000番台は、路線の特性上広幅の車両が入れないため、狭幅の特殊な見た目になりました。そもそもの車体構造がまるっきり異なっている物の、一応走行装置などは同様のようです。前面の貫通扉も他の番台と部品を共通化した結果この狭さですが、どうやらこれは扉の準備工事にとどまっているようで、実際は開閉できないようです。

撮影地:海芝浦

〜編成別(0/80番台)〜
R01編成
試運転
蘇我
試運転
蘇我
幕張車両センター 幕張車両センター 回送
蘇我
R02編成
幕張車両センター
R04編成
回送
千葉
回送
千葉
R06編成
ワンマン 上総一ノ宮
木更津
ワンマン 上総一ノ宮
木更津
ワンマン 上総一ノ宮
木更津
R09編成
千葉
R11編成
回送
両国
回送
両国
R12編成
ワンマン 木更津
木更津


〜編成別(500/580番台)〜
G01編成
各停 橋本行き
茅ヶ崎
各停 橋本行き
茅ヶ崎
各停 相模線
茅ヶ崎
G04編成
各停 橋本行き
茅ヶ崎
各停 橋本行き
茅ヶ崎
各停 橋本行き
茅ヶ崎
各停 相模線
茅ヶ崎
各停 橋本行き
茅ヶ崎
各停 橋本行き
茅ヶ崎
各停 相模線
茅ヶ崎
G05編成
各停 橋本行き
茅ヶ崎
各停 橋本行き
茅ヶ崎
G09編成
各停 相模線
茅ヶ崎
各停 橋本行き
茅ヶ崎
各停 橋本行き
茅ヶ崎
G11編成
各停 橋本行き
茅ヶ崎
各停 橋本行き
茅ヶ崎
各停 橋本行き
茅ヶ崎
各停 橋本行き
茅ヶ崎
各停 相模線
茅ヶ崎


〜編成別(600/680番台)〜
TN1編成
ワンマン 日光行き
宇都宮
TN2編成
回送
宇都宮
TN3編成
ワンマン 宇都宮線
宇都宮
TN4編成
ワンマン 宇都宮線
宇都宮
ワンマン 宇都宮行
宇都宮
TN5編成
普通 宇都宮行
宇都宮
TN6編成
ワンマン 日光線
宇都宮
ワンマン 日光行き
日光
TN7編成
普通 宇都宮行
宇都宮
TN9編成
ワンマン 宇都宮行
宇都宮
回送
宇都宮
TN10編成
ワンマン 宇都宮線
宇都宮
TN11編成
ワンマン 黒磯行き
宇都宮
TN12編成
ワンマン 黒磯行き
宇都宮
TN13編成
ワンマン 宇都宮線
宇都宮
TN14編成
ワンマン 宇都宮線
宇都宮


〜編成別(1000番台)〜
T3編成
各停 海芝浦行
鶴見
各停 海芝浦行
鶴見
各停 海芝浦行
鶴見
各停 海芝浦行
鶴見
各停 鶴見行き
海芝浦
各停 鶴見行き
海芝浦
各停 鶴見行き
海芝浦
各停 武蔵白石
鶴見


〜形式別〜
クハE130
0番台
クハE130-1(蘇我)

80番台
クハE130-82(木更津)

600番台
クハE130-606(宇都宮)

680番台
クハE130-681(宇都宮)

1000番台
クハE130-1003(鶴見)
クモハE131
0番台
クモハE131-1(蘇我)

80番台
クモハE131-82(木更津)

600番台
クモハE130-606(宇都宮)

680番台
クモハE130-681(宇都宮)

1000番台
クモハE130-1003(鶴見)
モハE131
600番台
モハE131-606(宇都宮)

600番台
モハE131-614(宇都宮)

1000番台
モハE130-1003(鶴見)


〜Others〜
0番台
車内扉上案内表示
津波避難方法記載
ロングシートボックスシート ドア LCDあり
津波避難方法記載
ドア LCDなし
津波避難方法記載
前面の模様
500番台
ドア LCDなし車内座席 前面の模様
600番台
車内座席前面の模様
1000番台
ドア LCDあり ドア LCDなし 貫通扉 ドアボタン車椅子スペース
車内座席前面の模様前面貫通扉
…の準備工事部分
共通
貫通扉車椅子スペース 優先席座席袖仕切り 吊り革
ドアボタン 側灯 車載カメラパンタグラフ
転落防止幌台車 標識灯クーラー運転台
製造表示 線路モニタリング装置扉上案内表示


〜行先表示〜
行先
ワンマン 上総一ノ宮 (館山方面) ワンマン 宇都宮ワンマン 宇都宮線ワンマン 日光ワンマン 日光線
ワンマン 黒磯 各駅停車 橋本 各駅停車 武蔵白石
行先+次駅
ワンマン 上総一ノ宮 各駅停車 橋本 各停 相模線 ワンマン 宇都宮線
ワンマン 黒磯 各駅停車 武蔵白石 各駅停車 海芝浦
その他
試運転回送


〜車両の音〜
・E131系走行音

【鶴見線】鶴見小野→弁天橋

2023/12時点で、番台を問わず全て日立SiCが用いられています。日立SiCとしてはごく普通の音で、停車時のモーター音に特徴が見出せるでしょうか。



〜映像〜

・1000番台ドア開閉(youtube)

E131系のうち、鶴見線に導入された1000番台は路線の事情から狭幅車体となり、イメージとしては東急2020系統などに近い車体となりました。車内も近年の事情からかコストダウンが計られており、扉も複層ガラスながら扉はステンレス地、黄色の帯はテープの仕様になりました。



〜風景・並び〜
蘇我木更津宇都宮宇都宮宇都宮宇都宮
宇都宮宇都宮海芝浦海芝浦千葉


〜その他〜
茅ヶ崎茅ヶ崎茅ヶ崎鶴見

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