ED62
もともとは1958年に登場したED61形で、これを1974年以降に改造して登場したのがED62となります。ED61形は中央本線で用いられていましたが、1964年にEF64形が登場すると出力不足によって活躍の場が狭まって行きました。

そこで目を付けたのが古い機関車が残っていた飯田線。ここでED61形を使用することになったのですが、軸重が大きいED61形はそのままでは飯田線に入線できず、飯田線に対応させる改造を施しました。この改造を経た車両が「ED62」となったわけです。1987年の国鉄民営化まで残った車両はJR貨物に引き継がれ、最終的に2002年に引退しています。

上の14号機は活躍の場であった飯田線沿線の佐久間レールパークに保存されていましたが、同施設の閉園により解体されてしまいました。このほか、JR化後まで残った車両と国鉄時代に引退した車両が1両ずつ保存されていますが、普段は目にすることができません。

JR化後まで残ったED62はこちらから → JR貨物

上写真は佐久間レールパークにて。
簡単な年表
1958年 ED61が登場
1974年 飯田線用に改造してED62に形式変更
2002年 引退
最終更新:2012/12/13
ページの作成



【写真】

〜保存車別〜
ED62 14
(佐久間レールパーク)
解体



〜Others〜
台車(1輪)パンタグラフ台車


国鉄のTopへ鉄道データのTopへTopへ