キハ80
1960年に登場した特急型ディーゼルカーで、1960年に登場した「キハ81」と1961年に登場した貫通型の「キハ82」の2種類に大別されます。構造的にはどちらもほぼ共通なので「キハ80」とひとまとめにされています。1961年にはブルーリボン賞を受賞しています。61年の段階ですでに受賞した、ということはキハ81が受賞した、という事になるのでしょう。

キハ82は後のキハ181にも通じる貫通型の落ち着いたスタイルをしていますがキハ81のデザインはそれはそれは衝撃的なもので、この大きなボンネットの中にエンジンと発電機を搭載し、ボンネットが大きく開いて整備ができる構造となっていました。おそらく151系等のコンセプトを継承しよおうとしたのだろうとは思うのですが、見た目は全く異なるものとなりました。

最終的には1995年にJR東海でキハ82が引退したことによって引退していますが、ジョイフルトレインに改造された車両も数多く存在しており、見た目が全く異なっていてよければそれ以降もJR北海道において2007年まで活躍を見ることが出来ました。

上写真はクロフォード公園にて。
簡単な年表
1960年 キハ81登場
1961年 キハ81がブルーリボン賞を受賞/キハ82登場
1995年 キハ82が引退
2007年 最後まで残っていたジョイフルトレイン「マウントレイク大沼」引退により、形式消滅
最終更新:2017/12/31
キハ81-3の京都鉄道博物館での写真を追加



【写真】

〜保存車別〜
キハ81 3
(交通科学博物館)
→京都鉄道博物館
キハ81 3
(京都鉄道博物館)
キハ82 1
(小樽市総合博物館)
キハ82 87
(クロフォード公園)
キハ82 100
(クロフォード公園)
キハ82 101
(青函連絡船「八甲田丸」)
キハ80 145
(クロフォード公園)
キハ80 150
(クロフォード公園)
キロ80-82
(クロフォード公園)
キシ80-12
(小樽市総合博物館)
キシ80-27
(クロフォード公園)
キシ80-30
(三笠鉄道村
「キッチン ポロナイ」)
キシ80-34
(小樽市総合博物館)



〜Others〜
JNRマークドア(キハ82) ドア(キハ81)車内(キハ81) 運転台(キハ82)
車内(キハ82) 車内(キシ80-34) ドア(キシ80)台車特急シンボルマーク
車内(キシ80-30)グリーン車表示



〜行先表示など〜
ヘッドマーク
【キハ82】
北海
側面サボ
【列車名】
北海
側面サボ
【行先】
函館〜札幌
(小樽経由)


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