ジェイ・エア(JLJ)
もともとは、広島西飛行場をハブ空港として小規模路線を運行していたJALグループの航空会社で、その当時から使用していたJS31は日本ではここでしか見られない貴重な存在でした。現在は伊丹空港を軸に、JALグループの小規模路線(B737ですら供給過多となる路線)を受け持つエアラインとなっています。小さな航空会社ではありますが、エンブラエル170の1号機を受領した航空会社という一面も持っていたりします。

開発が凍結してしまった三菱のMRJも導入する予定があったそうで、他のJALグループの航空会社と比べて機材的な面で一線を画しているイメージがあります。首都圏では一応羽田でも見ることが出来ますが就航数は僅かな為、地方の空港で見るのが無難だろうと思われます。

最終更新:2022/2/11 E170/175、E190/195



・ボンバルディア CRJ100/200

CRJシリーズの最初のグループがCRJ100/200で、両者の違いはエンジンのみで、それ以外は全く同じで座席数も変わりません。CRJ-200ではエンジンを変更したことにより燃費、離陸重量、巡航高度、巡航速度などがCRJ-100よりも優れています。

ジェイエアでは、2000年以降、JS31の後継機種として導入が進められました。日本ではジェイエアとIBEXエアラインズのみが運行していた貴重な機体でしたが、ジェイエアからは2018年1月末をもって退役し、これによってCRJ100/200を国内で見ることは出来なくなりました(IBEXでは2017年に退役)。

導入当初は旧JALカラーを基本としつつもオリジナルの塗装を纏っていましたが、現在は他のJALグループの飛行機に合わせた塗装に変更されてしまいました。

JA201J
(CRJ-200ER)
福岡空港


・エンブラエル E170/175

ブラジルのエンブラエル社が製造した小型ジェット機であるERJシリーズは総称して「E-Jet」と呼ばれており、大まかには170/175、190/195の2種類に区分することが出来ます。最初に登場したE170は2002年に初飛行、2004年に運行開始に至っています。

ジェイエアでは「B737より小さく」「CRJ200より大きい」機種であることに目をつけ、同機を導入。現在は同社の主力として用いられています。JALグループ全体で同じサイズの飛行機が存在しない為、小型機の路線を補完するための重要な存在となっています。

JA211J
(ERJ-170STD)
福岡空港
JA213J
(ERJ-170STD)
福岡空港 福岡空港 福岡空港 福岡空港 福岡空港
JA214J
(ERJ-170STD)
福岡空港
JA215J
(ERJ-170STD)
宮崎空港
JA224J
(ERJ-170STD)
貝塚公園


・エンブラエル E190/195

ブラジルのエンブラエル社が製造した小型ジェット機であるERJシリーズは総称して「E-Jet」と呼ばれており、大まかには170/175、190/195の2種類に区分することが出来ます。E190/195はE170/175と比べて大幅に胴体を延長したグループで、競合する飛行機はB717、A318、B737-500等。いずれもJALグループには元々在籍していない為、独自の立ち位置と言えます。
2022年現在、日本ではジェイエアのみがE190/195を就航させており、見た目はほとんどE170/175と変わらないながら貴重な存在でもあります。

JA245J
(ERJ-190STD)
福岡空港
JA247J
(ERJ-190STD)
福岡空港
JA249J
(ERJ-190STD)
福岡空港 福岡空港 福岡空港

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