3000系
1979年に登場した駿豆線の主力車両で、導入時期により見た目が大きく変わっているのが特徴。1次形は一般鋼で後の車両とは前面スタイルも少々異なっています。
1987年、非冷房の1000系(元西武501系の編成)の代替を目的として登場した2次形はステンレス車体に変更されました。その後は7000系に製造がシフトしたものの、ラッシュ時の輸送力に問題があった事や、東海道線への直通計画が頓挫したことから再び3000系が製造されることになり、1997年に最終増備車が登場しました。これにより1000系は波動用として残った1本を除き全て置き換えられ、駿豆線の旅客車両冷房化率100%が達成されることになりました。製造時期に大きな開きがあったことから、最終増備車は行き先表示がLEDであったりスカートを装備していたり、車内案内表示があったりと、他の編成と比べて数段進歩した存在となっています。

上写真は3001F。三島にて。
簡単な年表
1979年 登場(1次形)
1987年 登場(2次形)
1997年 登場(最終増備車)
最終更新:2020/9/24
【編成別】03F(1枚)、07F,11F(2枚)を追加。
【形式別】クモハ3007、モハ3008、クハ3504を追加。
【ラッピング】全て追加。
【ドア】B(LEDあり)を追加。
【Others(後期)】案内表示を追加。
【Others(共通)】台車を置き換え。
【行先】修善寺を追加。



駿豆線の沿線はアニメ「ラブライブ」シリーズの舞台となっているようで、駅にパネルがあるのみならずラッピング電車まで走り始めて話題となりました。その第1弾となっていたのが3001編成。1枚1枚の扉にそれぞれのキャラクターが描かれています。好評だったようですが、2018年4月1日をもってラッピングを終了する予定のようです。

撮影場所:三島
で、「ラブライブ」内のユニットのニューシングルの発売を記念して2編成目が登場。今回ラッピングが施されたのは最終型の3011編成で、ラッピングも3001編成と比べてかなり大胆なものになりました。地味に帯色も変更しており、明るい青から紺色に変更となっています。いずれラッピングが解除された際にこの帯色がどうなるのかが気になります。

撮影場所:三島

〜編成別〜
3001F
修善寺行き
三島
修善寺行き
三島
修善寺行き
三島
修善寺行き
ラブライブ
三島
三島行き
ラブライブ
三島
修善寺行き
ラブライブ
大場
修善寺行き
ラブライブ
伊豆長岡
三島行き
ラブライブ
修善寺
3003F
修善寺行き
三島
三島行き
三島
修善寺行き
三島
3005F
修善寺行き
三島
3007F
三島行き
三島
修善寺行き
三島
3009F
修善寺行き
三島
修善寺行き
三島
回送
大場
3011F
修善寺行き
三島
修善寺行き
ラブライブ
三島
修善寺行き
ラブライブ
三島
修善寺行き
ラブライブ
三島


〜形式別〜
クモハ3000
クモハ3001(三島)

クモハ3007(三島)

クモハ3011(三島)
モハ3000
モハ3002(三島)

モハ3008(三島)

モハ3012(三島)
クハ3500
クハ3501(三島)

クハ3504(三島)

クハ3506(三島)


〜ラッピング・ロゴなど〜
HAPPY PARTY TRAIN
(3011F)


〜ドア〜

【扉番号】西武系

【扉番号】京成系
LEDあり
【扉番号】京成系

【扉番号】オリジナル


〜Others〜
前期型
パンタグラフ 車内
3001F中間
車内
それ以外
後期型
パンタグラフ車内扉上案内表示
3011Fのみ
共通
社紋 標識灯 側灯 運転台 吊り革 台車 FS372N
ボックスシートロングシート優先席車椅子スペースおれんじ'80


〜行き先表示〜
修善寺


〜車両の音〜
・3000系走行音

【駿豆線】伊豆仁田→原木(2分34秒:841KB)

鋼製車もステンレス車も変わらず抵抗制御で、取り立てて特徴のある音ではありません。ドアチャイムは東海道新幹線タイプのチャイムを用いています。自動放送に英語が設けられているのも特徴。…と、大雄山線の5000系と大差ありません。
ただ、駿豆線は大雄山線と比べれば速度を出す区間も割とあるので、走行音を取るならこちらの方が良いかもしれません。単線故、駅到着前にかなり減速してしまうのは難点ですが。


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