花巻電鉄
花巻電鉄は、花巻周辺に散在していた温泉郷を結ぶ路線として運営されていた鉄道で、軌道線と鉄道線の2形態の路線を運行していました。軌道線に於いて、併用軌道での車両限界の都合から非常に細長い見た目となった車両がとにかく有名で、「馬面電車」などと呼ばれていました。花巻電鉄と呼ばれてピンと来なくてもこれらの車両は知っている、という方も多いのではないでしょうか。

統合や廃止などを繰り返し(鉄道営業は1972年で廃止)、現在は岩手県交通として岩手県最大手のバス会社となっています。



最終更新:2016/11/7 ページの作成



・デハ1〜5

花巻電鉄の車両は統一された形式が無かったので紹介も困るのですが、いわゆる「馬面電車」として導入されたグループがデハ1からデハ5。デハ1〜3は開業当時の1914年に用意された木造車ですが、現存しているデハ3は、車庫火災によって廃車された初代デハ3号の代替の為に1931年に導入された半鋼製のボギー車となります。

これらの車両群の中には廃止されるその時まで木造のままだった車両もあり、見た目もいろいろだったようです。

デハ3
(花巻市材木町公園)


〜Others〜
台車社紋と車両番号形式表示ポール

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