元々は土佐電気鉄道(現:とさでん交通)が臨時運行用に所有していた海外の路面電車シリーズの一つで、ドイツのシュトゥットガルトで走っていた車両を譲り受けた車両、とさでんでの形式は「735形」でした。この車両が新型低床車の導入等の理由で休車状態になっていたのに目を付けた福井鉄道が同車を譲受し、観光資源としてのイベント車両として導入、形式は「F10形」となりました(番号は735形時代のまま)。愛称は公募でつけられた「RETRAM(レトラム)」となっています。
運行ダイヤは公開されていますが、非冷房である事から運用される時期は限定されています。訪問時は、たけふ新駅の「しばらく出発しない位置」に停車していたのでこんな写真しかありませんが、見られただけでもラッキーでした。
上写真はたけふ新にて。
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